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アクリマタシオン公園 国際イベント 報告2「鹿児島スタンド」
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「本場大島紬織物協同組合」によるスタンドで、4/28 - 5/4の期間実施しました。 大島紬の着付け体験と大島紬ストールの販売をする予定だったのですが、日本からの荷物が届かず |
変更せざるを得ない状況でした。届かないというより荷物が返却されたということが正しいのですが、詳細はここでは伏せておきます。 この期間に合わせ伝統工芸士の重田さんが駆けつけてくださり、手荷物で持ってきてくださった大島紬ストールと大島紬の絹糸で作るミサンガ作りセットを実施することにしました。 |
大島紬の「糸」を知っていただき、蚕から糸、そして反物またはストールになるまでの一連の流れを伝えようと試みました。 大島紬組合員では「秀円」「窪田織物」のストールをお借りしフランスへ持ってきました。 |
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「一般財団法人地域文化振興協会」によるスタンドで、4/28 - 5/4の期間実施しました。 このスタンドでは薩摩焼と薩摩切子の展示販売のブースとして管理する予定でしたが、薩摩切子は |
今回持ってくることができませんでした。薩摩切子は前回パリに来た際に好評だっただけに心残りです。 今回の薩摩焼は、新鋭の方々が主で薩摩焼という伝統を現代に引き継いで次世代の「伝統」を創っているというところでしょうか。伝統は時代とともに変化し護っていくのだと感じます。薩摩焼は「遊々夢人」「風釜」「紫陶」「薩摩志史」「清泉寺長太郎焼」の方々です。「薩摩志史」は薩摩ボタンと呼ばれるボタンを製作しており、絵付け師の職人さんでとても繊細な手仕事をされておりフランス人も熱心に魅入っていました。 |
写真は「清泉寺長太郎焼」の黒千代加という作品です。昔ながらの「黒もん」と呼ばれる薩摩焼で、白いのは蛇蝎という加工を施したモノです。 また、イベントに参加いただいた「遊々夢人」「風釜」「紫陶」「薩摩志史」と、こづちを製作する「en mo yukariエンタープライズ」の五人で薩摩5人展なる展示会をパリ市内のギャラリーで行い、薩摩の名を世界へ広めることができました。 |
「綺倫堂」によるスタンドで、5/5 - 5/8の期間実施し、このスタンドではアンティーク和雑貨の展示販売のブースとして管理しました。 また、奄美大島からの参加もあり一緒のスタンド |
で奄美大島のPRと展示販売することにしました。 アンティーク和雑貨は、日本人でも欲しがる貴重な品物が多々ありフランス人のパリジャンに人気を博しており、フランスの蚤の市のような感覚で品定めをする姿をよく目にしました。特に人気だったのが1930年代の「おちょこ」で、お酒を飲むものと多くの方が知っていましたが、お菓子を置いたり植物を飾ったりする使い方をしたいという購入者もいらっしゃいました。 |
で創作する傾向傾向にあり、はぎれは完売致しました。奄美大島からは、「本場奄美大島紬織物協同組合」から生地の提供と、「元商事」から二代目が駆けつけてくださり、大島紬を着て宣伝と販売に協力してくださりました。また「奄美ファッション研究所」からは化粧品「あま肌」の提供をいただきました。今後は奄美大島への観光誘致を目的としたPRの必要性を感じることでした。
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